更年期障害の治療法として、ホルモン治療の他に、漢方薬での治療法があります

更年期障害の治療法として、ホルモン治療の他に、漢方薬での治療法があります。
病院でも漢方薬がもらえますが、直接漢方薬局に行くという方法もあります。

漢方薬での治療としては、症状別に分けられます。

1.のぼせや耳鳴りの症状の場合
この症状の場合は、腎臓での血液を作り出す機能が低下し、肝臓に影響が出ていることで起こります。
肝臓の働きとして、自律神経のバランスを整えたり、血液を蓄えるという働きがあります。
腎臓の血液を作り出す機能が弱くなるために、自律神経のバランスが乱れるわけです。
その結果、のぼせ・耳鳴り・めまい・不眠などの症状が発生します。
この様な場合漢方薬は、抑肝散加陳皮半夏湯(よくかんかんかちんぴはんげ)・六味丸(ろくみがん)という漢方薬が効果を出します。

2.動悸・不眠の症状の場合
この症状の場合は、腎臓の血液を作り出す機能が低下し、体に熱が溜まり、心臓の働きに影響を及ぼしているために起こります。
心臓は血流を整え、精神面のコントロールをします。
この働きが鈍くなるために動悸や不眠など、その他には、不安感が出る・腰痛なども発生します。
この様な場合漢方薬は、天王補心丸(てんのうほしんたん)などの漢方薬が効果を出します。

3.冷え性が酷くなる症状の場合
この症状の場合は、腎臓の働きである体を温めるという機能が低下したために起こります。
まるで全身が冷えているかのように感じる場合もありますが、主には下半身が冷える場合が多いです。
冷えだけではなく、頻繁にトイレに行きたくなる(尿の回数が増える、特に夜間)・むくみが出る・抜け毛が多くなる・下痢・腰痛などの症状が発生します。
この様な場合漢方薬は、八味丸(はちにがん)・牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などの漢方薬が効果を出します。

4.のぼせの症状の場合
この症状の場合は、胃腸虚弱やストレスなどが原因で、血液の循環が悪いために起こります。
生理の血液の中に血塊がある・生理痛が酷い・皮膚がいつもガザガザである・のぼせる割には足など下半身は冷たく冷えるなどの症状が発生します。
この様な場合漢方薬は、キュウ帰調血第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)・桂枝服茯苓丸(けいしぶくりょうがん)などの漢方薬が効果を出します。

この様な漢方薬を買う場合は、必ず漢方薬専門店にて購入してください。
専門店であれば、様々な病気の症状を知っている薬剤師がいますので、その方が安全です。

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